2/5 今日の護摩壇

この記事は2017年の阿含の星まつり関連及び、当日あるいはそれ以前のものです。

0205護摩壇

2月5日、星まつり前の日曜日。時折、雪まじりの寒い一日となりましたが、結界では各所の準備修行に多くの方が参加されました。護摩壇には雨水が侵入しないようビニールシートが被せられております。

全国から寄せられる護摩木は、30本ずつに結束され、梱包された状態で星まつり会場に毎日届けられます。多くの護摩木は護摩壇の中に収められますが、残りの護摩木は、星まつり当日、山伏修行者によって護摩壇に投入されます。

護摩木の積み上げは結界の両脇で行いますが、ご供養に関する護摩木は右の仏界壇側、ご祈願に関する護摩木は左側の神界壇側と、それぞれ種類を分けて行っております。
本日は主に神界壇:金剛界側の護摩木の積み上げが行われました

大量の護摩木の束を、最終的には人の背丈ほどに積み上げるので、単純に積み上げただけでは崩れてしまいます。下段は丹念に隙間なく水平に並べることが大切ですが、一束の護摩木も厚みが違うので工夫が必要です。

積み上げる際は、段ごとに護摩木の束を交差させて配置し、重さを分散させます。ある高さになった段階で、垂直器を使用しながら慎重に積み上げ、ところどころ段差の調整を行ってバランスを維持します。一見すると水平に見える修法地も、実は傾斜しているのでこれらの調整作業が必須となります

星まつり準備修行は、すべてにおいて先達が練り上げた伝統の技術をもとに、ひたむきな努力の蓄積によって成り立っております。

2/4 花山鳥瞰

この記事は2017年の阿含の星まつり関連及び、当日あるいはそれ以前のものです。

山科を望む

2/4 好天に恵まれた星まつり会場では各所で準備修行が行われております。
星まつり修法地の高い位置から、山科方面、京都市街を望んでいます

護摩壇には全国から寄せられた護摩木が続々と収められ、すでに上部に達するほど、うず高く積み上げられております。

修法地では、結界の四つの門の築く「四門設置修行」と、「子供山伏問答」が行われております。

幼子の勇ましくも甲高い問答の声が冬空にこだましておりました。

「風林火山」

 
この記事は2017年の阿含の星まつり関連及び、当日あるいはそれ以前のものです。

『そもそも、背後にひるがえる「風林火山」の旗指物はいかにー!』
星まつりの山伏問答で、声高らかに旅の修験者が問うくだりがあります。孫子の兵法の極意であり、阿含宗修験の行の真髄をあらわす「風林火山」。その幟旗(のぼりばた)の一本一本は、修行者に手によって立てられております。

星まつりの参道に等間隔に据えられた支柱に、直径10cmにも及ぶ青竹を太い針金で巻き上げ固定していきます。この時、青竹が地面に対して垂直に立っているかどうかを一本一本確認いたします。

そして、支柱と青竹に荒縄を巻き付けるわけですが、縄と縄の間は堅く隙間なく巻くことで、見た目も美しく仕上げる事が大切です。また、荒縄の一部がささくれ立っている場合もあり、参拝者の安全のため、藁が飛び出た部分はハサミできれいにカットしておきます。

これらの作業で、滑りやすい青竹に荒縄を締め上げる方法や、風で幟がなびくように「風見鶏」と名づけられた独特のしかけが先達から実地で伝承されます。

参道にすっくと立った「風林火山」の幟旗を見て、精神が引き締まる思いがするのは、幟旗を立てた修行者の方の清らかな心が反映しているのかもしれません。

「一つ一つの作業に心を込めて、神仏にささげるという気持ちが大切」と語る先達の言葉には揺るぎない菩提心と共に、長年、星まつりの準備修行を支えてきた矜持が感じられました。星まつり当日までには、全山に約90本の幟が立てられ、山伏行列とともに阿含宗修験の精神がはためくことでしょう。

檀木組み修行

 
この記事は2017年の阿含の星まつり関連及び、当日あるいはそれ以前のものです。
1月28日、晴天に恵まれた星まつり修法地では壇木組み修行が行われました。
点火から火伏せまで8時間近くも、延々と浄火を灯し続ける檀木。
星まつり結界の礎を築く修行といえます。
檀木組み開始勤行
ラフテレーンクレーン
大曼荼羅用の左右には壇木を吊り上げるための専用のクレーン車が設置されております。荒れ地専用のクレーン車は全輪駆動、25トンクラスの大きなクレーンです。
午前9時、修行開始と作業の順調を祈る勤行が行われ、法務部僧侶から安全上の注意が伝達されました。
檀木組みは、一見すると専門業者がやっていると思ってしまいますが、免許が必要なクレーン操作以外はすべて修行者が行っているのです。
釣り上げられる檀木
高所作業
修行者は神界壇・仏界壇の2グループに分かれ、クレーン車で中央に次々と運ばれた一本一本にチェーンソーや斧で切り込みを入れます。釘や針金などは一切使わず、切り込みをいれた窪みに、上部の壇木をはめ込んで固定させていきます。
積み上がるにしたがって足場を組み、高所での作業となるため、安全に特に注意を払わなければならない修行です。
壇木をしっかりと組み合わせるには、修行者が声を掛け合ってコントロールする事が必要で、長年の経験と修行者同士の呼吸が大切です。
檀木は整然と八角形に配置され、内側と外側の二重に置かれるので一壇あたり80本、神界・仏界壇合わせて160本の檀木を組み上げる必要があります。
この日は長年結界を担当している本山僧侶が例祭の法話を行っておりましたが、現地からの報告で、午後3時前にはこの檀木組みの修行は完了し、すでに片付けに入っていると聞き、その迅速さにベテランの僧侶も大変驚かれておりました。
ご参拝の皆様も、星まつり当日の火伏せ間際に、燃え尽きても崩れない護摩壇をご覧になった時、この檀木組み修行者の方々の勇姿を思い起こしてみて下さい。
この檀木組み修行は毎年1月の月末の土曜日に行われる予定ですので、我こそはという阿含の修行者は奮ってご参加ください。。

月刊「正論」特別企画掲載

 
この記事は2017年の阿含の星まつり関連及び、当日あるいはそれ以前のものです。

月刊「正論」3月号に、特別企画として『阿含宗開祖 桐山靖雄師 はなぜ慰霊の旅を続けたか』が掲載されました。
これは、1月16日に産経新聞に掲載された特集記事「未来の日本人のあるべき志」をより深く、開祖・桐山靖雄大僧正猊下の活動の意義を紹介している内容となっております。
ガダルカナル大柴燈護摩供
サイパン大柴燈護摩供
月刊「正論」3月号ご購読をお奨めいたします。
「正論」最新刊

2月1日全国書店にて発売(定価722円+税) (外部リンク)


『実践 輪廻転生瞑想法Ⅲ』発売

 
この記事は2017年の阿含の星まつり関連及び、当日あるいはそれ以前のものです。
新刊『実践 輪廻転生瞑想法Ⅲ』が全国の書店で発売されました。
星まつりアゴンパビリオンの会場ではDVDの視聴体験や販売も行っております。
実践輪廻転生瞑想法Ⅲ内容
愛染明王秘密曼荼羅瞑想法
第Ⅲ巻では、さらに高度な瞑想法が解き明かされております。
心の使い方の訓練「高度の集中と瞑想の訓練法」
瞑想の基本第二弾「花の瞑想法Ⅱ」 他
[日本語・英語]二カ国語版 DVD本編99分

平河出版社

桧葉採り修行開催

この記事は2017年の阿含の星まつり関連及び、当日あるいはそれ以前のものです。

星まつり準備修行でも過酷な修行のひとつである桧葉採り修行が、1月21日(土)、22日(日)の2日間開催されました。

列島を襲った寒波の影響で各地で大雪の被害が出る中、京北の地では北山杉が相次いで倒れるという被害が起きておりました。

天候が心配されたものの当日は快晴。早朝の関西総本部に集合した修行者は、トラックやワゴン車に分乗、市内から約1時間ほどの距離にある京北地域の桧葉採集地に向かいました。

現地では、熟練の僧侶から修行の心構えや安全上の注意、そして檜葉を結束する時の実技指導が行われ、桧葉取りが開始されました。
近年では女性の参加者も増えて、二人一組で太枝の桧葉を結束したり、枝の剪定を行う男性をサポートする役割を行っていただけるようになりました。
日差しに加えて雪の照り返しもあり、桧葉の束が山積みになる昼頃には汗ばむほどの陽気となりました。
山に日がかかる夕刻、トラックの荷台に桧葉を積み込みを終えた修行者は、一路、星まつり修法地のある結界へ向かいます。
午後5時30分、京都・北花山の星まつり修法地に到着。日没を過ぎて暗くなった結界をスポットライトが照らす中、桧葉の束がトラックから次々と下ろされました。そして最後には、修行の無事を神仏にご報告して回向のご法楽をあげ、万歳三唱で終えました
星まつり当日の2つの護摩壇には、2トントラック12台分の桧葉が使用されます。

産経新聞特集記事

この記事は2017年の阿含の星まつり関連及び、当日あるいはそれ以前のものです。

1月16日(月)発売 産経新聞朝刊にて「未来の日本人のあるべき志」と題して、開祖・桐山靖雄大僧正猊下の特集記事が掲載されました。

記事では、「月刊正論」元編集長・上島嘉郎氏が、宗教史上異例の事績を成し遂げて来られた開祖・桐山靖雄大僧正猊下の活動の意義を紹介しております。

ぜひご購読ください