檀木組み修行

この記事は2017年の阿含の星まつり関連及び、当日あるいはそれ以前のものです。
1月28日、晴天に恵まれた星まつり修法地では壇木組み修行が行われました。
点火から火伏せまで8時間近くも、延々と浄火を灯し続ける檀木。
星まつり結界の礎を築く修行といえます。
檀木組み開始勤行
ラフテレーンクレーン
大曼荼羅用の左右には壇木を吊り上げるための専用のクレーン車が設置されております。荒れ地専用のクレーン車は全輪駆動、25トンクラスの大きなクレーンです。
午前9時、修行開始と作業の順調を祈る勤行が行われ、法務部僧侶から安全上の注意が伝達されました。
檀木組みは、一見すると専門業者がやっていると思ってしまいますが、免許が必要なクレーン操作以外はすべて修行者が行っているのです。
釣り上げられる檀木
高所作業
修行者は神界壇・仏界壇の2グループに分かれ、クレーン車で中央に次々と運ばれた一本一本にチェーンソーや斧で切り込みを入れます。釘や針金などは一切使わず、切り込みをいれた窪みに、上部の壇木をはめ込んで固定させていきます。
積み上がるにしたがって足場を組み、高所での作業となるため、安全に特に注意を払わなければならない修行です。
壇木をしっかりと組み合わせるには、修行者が声を掛け合ってコントロールする事が必要で、長年の経験と修行者同士の呼吸が大切です。
檀木は整然と八角形に配置され、内側と外側の二重に置かれるので一壇あたり80本、神界・仏界壇合わせて160本の檀木を組み上げる必要があります。
この日は長年結界を担当している本山僧侶が例祭の法話を行っておりましたが、現地からの報告で、午後3時前にはこの檀木組みの修行は完了し、すでに片付けに入っていると聞き、その迅速さにベテランの僧侶も大変驚かれておりました。
ご参拝の皆様も、星まつり当日の火伏せ間際に、燃え尽きても崩れない護摩壇をご覧になった時、この檀木組み修行者の方々の勇姿を思い起こしてみて下さい。
この檀木組み修行は毎年1月の月末の土曜日に行われる予定ですので、我こそはという阿含の修行者は奮ってご参加ください。。